看護師の役職

看護師の役職

病院では適切なチーム医療を進めるために看護師に対してそれぞれ役職を設けています。
一般企業でも役職に就けば手当が付きますが、看護師の世界も同様で、職位が上がると給料もアップするなどのメリットがあります。
それぞれどんな役職があり、どのような役割をしているのでしょうか。簡単にご紹介していきます。

 

役職と役割

看護師にはすべての看護師をまとめる「総看護師長」、各課や病棟をまとめる「看護師長」、看護師長を補佐する「主任」といった3つの役職があります。
病院を企業に例えると、総看護師長とは看護師部門の部長、看護師長とは各病棟や科を統括する課長、主任とは看護師長を補佐し、役職に就いていない看護師を直接管理する係長と言った感じでしょうか。企業と同じく、主任以上の役職の人には役職手当が付きます。

 

総看護師長

総看護師長は一般的には「総師長」と呼ばれ、かつては「総婦長」とも呼ばれていました。看護師のトップの地位なので、経験と持っている資格が最も高いレベルにあり、人をまとめ動かす能力のある看護師が就くことができます。病院には欠かせない看護師の総取りまとめで、看護師にとっては院長に次ぐ力のある地位と言えます。

 

看護師長

看護師長は一般的に「師長」と呼ばれています。いわゆる中間管理職です。各病棟ごとに一人いるケースが多いです。短刀病棟で働く看護師の職場での業務面での責任を負い、また新人や実習生の受け入れなど業務現場での監督を行います。看護師長には看護師としての経験のほかに、多くの看護師を監視しまとめができる能力、病院の方針を理解して実践する能力、機器管理の能力などが求められます。

 

主任

主任は看護師として10年程度のキャリアを持つ看護師が就く役職です。看護師長の補佐的な役割とともに、病院の方針や意向を現場に徹底させることや、現場で働く看護師の意見を上司につたえるなど上司との橋渡し的な役割を担っています。主任は看護師たちと共に働き、模範的な存在となることを求められています。

 

看護師の役職手当は病院によって違いますが、平均すると主任で3万、師長が5万と言うのが相場のようです。
とは言ってもこれはあくまでの平均ですので、責任の重さと役職手当の金額が見合っていないところもあります。役職手当を期待して転職したのに「失敗した…」とならないようにするには、転職する際に役職手当の高いところを選ぶようにしましょう。管理職には全然興味がないという人でも、働いているうちに看護管理に興味が湧いてくるかもしれません。転職する際は役職手当もチェックするようにしましょう。